名作建築のよう

2014年6月16日


メゾン ブランシュ 等々力駅 徒歩6分

http://www.kkf.co.jp/g/takshin/maison_bransh/

本当に名作建築となりうる質の高さだと思います。

個人的な尺度で言うと賃貸史上最高傑作。全米が震撼するレベル。

外構だけでもテンションが上がる箇所が多い。スロープがコルビュジエのサヴォア邸の屋上庭園を彷彿とさせたり。とある住戸に続く階段がヨーロッパの路地裏のようだったり。サントリーニ島のようでもあり。樹木が豊かさを際立たせています。等々力渓谷のコンテクストと呼応するようでこの土地ならではの上質さを感じます。さまざまなリズミカルな開口が表層をつくりあげ、それはつまり内部での多様なシーンを演出しているわけだ。例えば手すりひとつとっても、スチールの一般的なものからRCで腰壁的に作っているもの。そこにスリット状に開口が開いていたり。エキスパンドメタルで変化を付けていたり。感動すらします。

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内部も非常に良いです。全部で30戸ほどの集合住宅。住戸ごとに異なる多様な空間。白い塗装・タイル/RCの打ち放し/赤褐色のフローリング/黒いスチールドア・窓/窓から見えるグリーンあらゆる要素が絶妙に混じりあって空間を構成しています。腰壁や造り付けテーブルの天板・吹き抜けコンポジションが美しい。

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※内観写真は112と215が混在しています。

以前こちらの物件をご紹介した際にお客様が「こんな名建築に住めるのであれば初期費用にいくら払ってもいい」(敷2礼1と近隣で検討していた敷1礼0フリーレント1と比較して)というようなニュアンスのことをおっしゃっていました。かっこいいなと思いました。それは、別に金払いの良さとか太っ腹な感じがかっこよかった訳ではなく、デザインに対する価値観のブレなさ具合というか、尺度の持ち方というか。人間的に非常に魅力的な方だった。

良い建築には良い人が似合う。

そのお客様は、デザインに対するこだわりが強かったので10件ほどご案内したけれどこの物件に辿り着いた時はお互いにコレだと確信しました。この仕事は「仲介」と言われるジャンルであるけれど、それ以上に人と家をコネクトする役目を果たせればよいと思う。おかしな話で、何件も何件もお客様を案内したあげく他社さんで契約することも可能なほど本当の意味での「仲介」は仕事量が少ないし、それほど難しくもない。

人それぞれ尺度が違うから「良い建築(物件)」というのは無限に存在します。メゾンブランシュは私の尺度では良い建築です。

空間的な質を第一とするか、金額とのバランスか、或いは立地か、好みのテイストのデザインもそれは人それぞれ。家にはさまざまなパラメータがあって検討するのが大変です。そして、その尺度に合う検索ツール(さまざまな会社のHP)を探すこともそもそも難解です。少なくともなにか猛烈にこだわりがある方は私に相談してもらえれば上手くコネクトします。その上で物件の仲介をさせてもらえれば光栄です。

 

今この名建築は入居者募集中です。まずは内見だけでもいいので、是非見てみて下さい。

内見のご希望はsuzuki_h@kkf.co.jp  まで。